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陶器の目止め処理をオススメします


こんにちは。

蒸し暑い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?

今日は器の目止め処理のお話です。

陶器は磁器と違って

吸水性があるので、水分を吸収する性質があります。

その吸水性を止めてあげることで、

器に汚れがつきにくくなり、器が長く使えます。

目止め処理をせずにお料理と使用すると、

お料理のオイルや、お醤油などが染み込み汚れの元になってしまいます。

これは陶器の表面には目に見えない小さな穴や、釉薬の亀裂があったりします。

実はそれが陶器のなんとも言えない土の風合いになっているんですが、

そこに汚れが入りやすいんですね。

水分もそこから染みていきます。

せっかくワクワクして食器を購入しても、

いざ使ったら一回で汚れてしまった!

となったら寂しいですよね。悲しいですよね。

そうならないためにも、ぜひ食器の目止めにチャレンジしてみてください。

陶器の目止め処理

陶器は磁器に比べると強度が弱く吸水性が高いため、汚れがしみやすくなることや、割れやすくなってしまうことがあります。陶器製品はご使用前に、目止め処理を行ってください。

1. 鍋底に白無地の布巾を敷き、その上に器を伏せずに入れ、撹拌した米のとぎ汁を器がかぶるくらい入れます。

2. 冷たい状態から弱火か中火で沸騰させた後、沸き立たないように弱火で20分ほど炊きます。沸き立たせると破損の原因になりますので、ご注意ください。

3. そのまま冷まして一晩待ちます。よく洗った後、自然乾燥させご使用ください。

4. IH調理器をお使いの場合は、鍋底にタオルなどをたたんで置き、鍋と器の間に空間を作ります。水が対流しやすくなるので、器の一部が熱せられるのを防ぐことができ、その結果、器の破損を防ぐことができます。

●大きい器の場合は、桶などの器が入る大きさの容器をご用意ください。容器に器を入れ、温めておいた米のとぎ汁をゆっくりと注いでください。一晩待って、よく洗った後ご使用ください。

●一度で目が埋まらない場合は、この作業を繰り返し行ってください。

私も陶器を使うときは、毎回この作業を行います。

家庭でやるのは一手間ですが、手間をかけたからこそ

その器に愛着が湧きます。

大事に使っていけるんです。

AWASAKAでは素材を表示し、

陶器にはこの目止め処理をしていただくことをオススメしております。

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