top of page
職人さんたちが支えるものづくり
無限の可能性、美濃焼とAWASAKA
「考え出したらキリがない。アイデアは無限だ。」デザイナーはこう語る。
想像すればするほど生み出されるアイデアやデザイン。それが形となるには手描きのデッサンからはじまります。
陶磁器の生産は、型作りに始まり生地作り、焼成、絵付けなど多くの工程を専門の職人が担当する分業体制で成り立っています。さらに、各工程でも専門分野が異なる職人たちが大勢存在します。
AWASAKAは産地商社ならではの視点で、窯元や職人たちの特性を生かしながら企画・デザインを行い、私たちにしか出来ないオリジナルブランドのものづくりを進めています。
“美濃焼には特徴がない。それが特徴。”でもある美濃焼に、無限の可能性を感じています。




1/4

排泥鋳込み


生地のもととなる「泥しょう」を、乾燥した石膏型に流し込んでつくる成形法が「排泥(はいでい)鋳込み」です。排泥する時に“ガバッ”と捨てることからガバ鋳込みとも呼ばれています。この技法で作られる形状は「袋もの」とも呼ばれ、石膏をパズルのように組み合わせ分割できるようにすることで、複雑な形状も作ることが可能です。急須やポットなどが、作られていることが多いです。石膏型が泥しょうの水分を吸収して張り付くので、希望の厚みになったら型の中の泥しょうを排出して乾燥させ、型から外します。この泥しょうや石膏の扱いは、季節や気温などの様々な条件が必要であるため、経験や知識を要求される技術になります。
●主なアイテム

メタルカラー
徳利

シンシャグレーズ
和ポット